« 名門校の条件[01]~海城の新しい人材育成 | トップページ | 名門校の条件[03]~海城の新しい人材育成(了) »

名門校の条件[02]~海城の新しい人材育成

名門校の条件[01]~海城の新しい人材育成のつづきです。】

§2海城学園の不易流行が柔軟な理由

・・・、この一年間に君らに投げかけた言葉(キーワード)を列挙します。それらの意味をもう一度思い返し、相互の関連についても考えてみてください。自分達が一年かけて歩んできた道の全般が見渡せるはずです。次なるステップに進む前に、しばらくは歩を休め自らが歩んできた道を振り返り、今居る位置を的確につかんでおくことは、続く歩みを確かなものにする上で重要なことですから。

【キーワード・キーコンセプト】
「(正統的)リベラリズム「自由と公正としての正義」「(前提を共有しない)異質な他者との共生」・・・「コミュニケーション・コラボレーション・シミュレーション」・・・「聴き合う関係」・・・「ユーモア・アイロニー・シニシズム」

★この一節は、中田大成先生が毎月数回発刊している「学年通信」から引用したもの。2006年3月20日、中二になろうとしている中学一年生に向けて書かれたものだが、驚くほど抽象的なキーワードが並んでいる。

Photo ★しかし、これが海城学園のミームだ。真のリーダーは、物質主義ではダメなのである。超物質的でなければ、ビジョンが見えない。またこの思考性は、頭の中だけの問題ではなく、具現化できる高感度な抽象性。

★実は中田先生は、20世紀末の二度目の海城学園の姿を作った教師の一人であり、21世紀の新しい海城学園の姿の構築にあっては、「将来構想検討委員会委員長」としてリーダーシップを発揮している。そしてこの将来構想の企画・実行と並行して中学一年生からずっと担任も持ち、今彼らは中三生。

★つまり、ビジョン・戦略・戦術・アクションまで全部担っている。だから、将来構想で練られた計画は、ストレートに生徒たちに浸透するのである。[本間 勇人 Gate of Honma Note

|

« 名門校の条件[01]~海城の新しい人材育成 | トップページ | 名門校の条件[03]~海城の新しい人材育成(了) »

文化・芸術」カテゴリの記事