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名門校の条件[03]~海城の新しい人材育成(了)

名門校の条件[02]~海城の新しい人材育成のつづきです。】

§3 プログラムを生成し続ける海城学園

Photo_2 ★もちろん、中田先生だけが高感度な抽象性を有しているのではない。多くの先生方が、同様に学年通信発刊を競い合い、生徒たちの論文のアドバイスを毎日実践し、その過程の中で、生徒たちの才能を見出し、伸ばしている。

★そしてこれらはすべてブックレットとして冊子化され、言語化される。日々の生徒と教師の対話が次の世代のプロットタイプとしてフィードバックされる。生徒間だけではなく、教師間にもフィードバックされ多重の振り返り(マルチ・リフレクション)が継承されているのである。超物質主義あるいは高感度な抽象性というのは、このように海城学園内での共有と同窓との間で時間を超えた共有が行われているから可能なのである。

Photo_3 ★このミームによって、20世紀末の海城学園は中三の社会科卒業論文集のプログラムを構築することになったし、21世紀今日の海城学園ではプロジェクト・アドベンチャーやドラマエデュケーションなどの新しい教育プログラムが進行中。海城学園の名門校としてのハビトゥス(文化資本の再生産)が稼動しているのである。[本間 勇人 Gate of Honma Note

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