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教育の挑戦[03] 聖園女学院(3)

教育の挑戦[02] 聖園女学院(2)のつづきです。清水校長先生から高校二年生のSさんの作文をいただきました。平成19年度「税に関する高校生の作文」東京国税局長賞受賞作品でした。

★最近の税金問題や年金問題のこともあって、カトリック校の生徒が、どのように税金の有効性を論じるのだろうかと興味津津。しかし、拝見して一撃をくらいました。

あれこれ課題を抱えている「税金」だが、「税金」は私たちが豊かで安心して暮らせる優しい力の素であってほしい。一番必要としている人には手厚く。それには日本のどこで誰がどんなことをどのくらい求めているのかを公平な目で見、知ることが大切であると考えるし、また知らない誰かが納めてくれた税金のおかげで私たちの生活が潤っているという現実をまず私たちひとりひとりが自覚し、・・・

★ここには契約としての「税金」と約束としての「税金」の違いが書かれています。あるいは律法としての「税金」と隣人愛としての「税金」の差異が認識されています。マタイの福音にこんな箇所があります。

「なぜあなたがたの先生は、取税人や罪人などと食事を共にするのか。」イエスはこれを聞いて言われた、「丈夫な人には医者はいらない。いるのは病人である。『わたしが好むのは、あわれみであって、いけにえではない』とはどういう意味か、学んできなさい。・・・」

★「税金」は、いけにえではなく、あわれみであるというコトの意味を、Sさんはどうして知ることができたのでしょうか。それが聖園女学院の教育によるものであることは確かなのですが、その教育の秘密とは?まだまだ思い巡らしていきましょう。 [本間 勇人 Gate of Honma Note

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