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私立学校の理念のタイプ[15]~京北学園の川合校長先生との対話⑤

私立学校の理念のタイプ[14]~京北学園の川合校長先生との対話④のつづきです。「月刊学校教育相談」で川合先生が連載している「ワークショップ ていねいなコミュニケーション」は、方法論と考え方がセットになっている論文です。

☆よき雰囲気をつくるコミュニケーションもあるし、そうでないコミュニケーションもあるから、前者のコミュニケーションをつくるにはどうしたらよいかが川合先生のコミュニケーションの両義性という、本質的な問題提起です。

☆同時に、その方法論をワークショップ型で実践していきます。この方法論については、ぜひ論文を読んでいただきたいのですが、いくつかご紹介しないがら、考えてみましょう。

☆まず初対面の授業の場合です。「月刊学校教育相談 2007・4月号」でこう川合先生は語ります。

教師の「伝えたいこと」が、子どもたちの「知りたいこと」と一致するとは限りません。

☆さらりと書かれていますが、このような教師の考え方は、教室の中では、なかなかないのが通常です。よく子ども目線、生徒目線といわれますが、そのような目線、つまり教師の目せんと子どもの目線をどのように一致させたらよいのでしょうか。

☆しかもはじめて会う授業の中で、どうすれば・・・?川合先生は、生徒に教師へインタビューしてもらうチャンスをつくります。生徒の興味と関心が、そこにいきなり開くわけです。「クラス開き」こそ初対面で信頼関係構築の瞬間だということです。

☆これは教師が自分に自信がないとできないことでもありますが、それよりも間違いを自らが恐れない勇気と寛容性がないとできないことです。完全に20世紀型の教師あるいは授業とは違うコンセプトです。

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