2008年私立中高一貫校動向(04)
★2008年私立中高一貫校動向(03)のつづきです。2008年の首都圏私立中高一貫校の中で、男子選択校の動向を、12月に実施されたセンター模試でみています。今度は前年対比順(100%以上)に並べたリストをみてみましょう。
★こうしてみると、志望者数では目立たなかった学校が浮上してきますね。このリストにある学校が、学校選択者にとって様々な意味で人気があるのでしょう。このうちクオリティスクール(の入試)はどのくらいあるのかというと、54.5%ですね。
*参照
★クオリティより大学進学実績の数に価値をおいている学校選択者も当然いるわけです。当面は日本の社会はオールドモダンで進むだろうから、エリートスクールを選択するという現実投資型ということです。
★2008年に中1になった生徒が6年後に大学入試に突入する2014年までには、OECD/PISAも2回実施されています。来年のポーランドでCOP14、次の2009年がいよいよオランダでCOP15。ここである程度環境問題の決着がつくわけですが、それまでに世界の産業構造のチャートが大きく変わり、それに照準を合わせたPISA型発想の教育に世界は転じるという先見性を行使する人はクオリティスクールを選択するでしょう。どちらが得をするのか?それは不確定です。 本間 勇人 Gate of Honma Note
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