2008年私立中高一貫校動向(06)
★ 「2008年私立中高一貫校動向(05)」のつづきです。2008年の首都圏私立中高一貫校の中で、男子選択校の動向をみてきましたが、今度は女子選択校の動向を、12月に実施されたセンター模試でみていきましょう。まずは志望校登録者数200人以の学校を志望者数の多い順に並べてみました。
★このリストのうちの81%がクオリティスクールです。男子選択校と違い、女子選択校の場合、東大や医学部を目標として選択する受験生や保護者は、限られているので、やはりそれぞれの学校の特徴が際立ちますね。
*参照
★男子の場合、どうしても日本という国を背負わなければならないので、国内事情のキャリア・デザインに必然的に拘束されます。その点女性の場合は、グローバルな事情に合わせやすい環境にありますから、自然にそういうニーズに対応した学校を求めるし、学校側もいち早く情報を収集して、対応していきます。
★女子校の教育内容を見れば、未来の学校がわかります。逆に男子校を見れば、古き良き日本の学校の良さがわかります。
★たいへんなのは、共学校です。未来型にするべきか、従来型にするべきか、その中間をいくべきか悩むところです。渋谷教育学園は、このジレンマをうまく乗り越えたのかもしれません。女子には帰国子女の環境を、男子には東大の環境をと。 本間 勇人 Gate of Honma Note
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