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2008年私立中高一貫校動向(11)

2008年私立中高一貫校動向(10)のつづきです。2008年の首都圏私立中高一貫校の女子選択校の動向を、12月に実施されたセンター模試でみていますが、今度は志望者数70人以上100人未満の層を抽出し、志望者数の多い順に並べてみました。

071270 ☆このリストの中で、クオリティスクール(エクセレントスクールも含んでいます)は79.4%を占めています。この70人以上100人未満の層の中にクオリティスクールが多いというのは何を意味しているのでしょうか。

☆センター模試の母集団は、首都圏の実際の中学受験生の30%強のシェアです。ですからこの層の学校は、実際には3倍以上の人数が受験すると考えてよいかもしれません。ということは、実際には、このリストのどの試験も200人以上の受験生が受ける可能性があるわけです。

☆志望者数は一見すると少ないように見えるかもしれませんが、そんなことは全くないわけです。このリストの学校は、学校選択者にとって十分魅力的なのです。そしてその魅力を感じている学校の79.4%がクオリティスクールなのですから、女子の学校選択の嗜好性は、やはり教育の質が優先だということでしょう。

☆早稲田実業の前年対比が転落しているように見えるかもしれませんが、もちろんそうではなく、定員を減らしているので、難しくなることが予想され、敬遠されているだけです。渋谷教育学園渋谷も年々難しくなっています。特に今春の東大などの実績の飛躍によって、ますます難化が予想されるので、多少敬遠もされているでしょう。

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