« 2008年問題<09> | トップページ | 小学校4・5年生でも読める茂木健一郎 »

聖園女学院で美しい人に[02]

聖園女学院で美しい人に[01]のつづきです。「にじいろのクリスマス・プレゼント」は7つありますが、まずは一番目。「きくことのプレゼント」のページを開いてみましょう。

かみさまの こえに みみを かたむけよう

おとうさん おかあさんのこえに みみを かたむけよう

こまっているひとの こえに みみを かたむけよう

Dsc06954 ☆ここまででもとても大事なことがプレゼントされているのですが、もしかしたらわかったような気になっておわってしまうかもしれません。しかし、次のフレーズが加わります。

さびしいひとの こえに みみを かたむけよう

☆どうです。おそらくこれはひとごとではないのですね。かみさまのことなど多くの人たちはピンとこないし、おとうさんやおかあさんのこえは頭の中ではわかっているけれど、もっともきかなくても済んでしまうケースがほとんどでしょう。こまっているひととは遠くにいる人たちのことでやはり実感がわかないのです。それほど精神は麻痺しているのかもしれません。

☆しかし、さびしいひととは、自分のことでもあります。愕然とするでしょう。すると前の3つのフレーズのことが振り返ってわかってくるのです。聖園女学院の教育のあり方そのものですね。

*写真のクリスマスカードは、聖園女学院の中学生が受験生のために真心こめてつくったものです。

Dsc06949 

Dsc06952

|

« 2008年問題<09> | トップページ | 小学校4・5年生でも読める茂木健一郎 »

文化・芸術」カテゴリの記事