首都圏 中学受験 2008 [26]
☆東京エリアの都立と区立の中高一貫校の応募者数が21日に締め切られています。一般枠と特別枠・帰国枠などを合算した総数を昨年と比べるリストを作りました。
☆立川国際中等教育学校と武蔵高等学校附属中学校の2校が新設されたわけですから、東京エリアで公立中高一貫校にチャレンジする生徒は増えるのは当然です。しかし、その2校を除いて昨対比を出すと、86.6%と減っています。
☆これは少子化の原因でしょうか、それとも敬遠してということでしょうか。それらもあるでしょうが、理想と現実のGAPからでしょうね。千代田区の九段中等教育学校も校長が代わったということもありますが、新設当時から感じていた校長を頂点とする先生方の階層コードの言説・表現があからさまな文化は、新人類世代の保護者に合わなかったのではないでしょうか。もちろん倍率は、相変わらずものすごいので、大勢に影響はないと、学校当局は感じているでしょうが。
☆それにしても新設時の盛り上がりは相変わらずです。多摩地区の立川国際中等教育学校と武蔵高等学校附属中学校の出願者の数は目を見張るものがあります。
☆多摩エリアは、早慶・MARCHの付属中学が集結しているエリアです。そこに偏差値的にはわりと高く(私は実際には43ぐらいだと思うのですが)予想されている学校が、参入してくるのですから、どうなるか興味がありますね。
☆来年は2月1日が日曜日でサンデーショックが予想されているし、2010年には中央大学の付属中学校も開設されるので、今後も多摩エリアの中学入試は目が離せません。
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