首都圏 中学受験 2008 [35]
☆四谷大塚の本日26日の入試情報センターの速報(12:05)によると、雙葉の最終出願者数が確定したようです。これで、桜蔭、JG、雙葉の最終出願者数が出そろったわけですね。
2008年 | 2007年 | 昨対比 | |
桜蔭 | 561 | 573 | 97.9% |
JG | 807 | 845 | 95.5% |
雙葉 | 456 | 411 | 110.9% |
合計 | 1824 | 1829 | 99.7% |
☆それぞれ昨対比を出すと、雙葉だけが増加して、桜蔭とJGは減っています。しかし、3校の合計出願者は、昨年に比べマイナス5に過ぎず、昨対比にするとほぼ100%です。
☆来年は2月1日が日曜日ですから、いつものようにサンデーショックになり、盛り上がりそうですが、今年はどうでしょうか。感覚的には合格の確率を高くすつためにリスクをヘッジしている受験になっているような気がします。つまり冒険はしないということですね。
☆たしかに、特に女子校は冒険しなくても質の高い学校がたくさんあります。しかし、冒険をしないということは偏差値輪切りになるので・・・。だからといって、本当は何も変わらないのですが、偏差値が高いとよい学校とか優秀な生徒がいるとかくだらない幻想・フィルターができるのが困りますね。
☆昨年の宝仙理数インターのように渋谷幕張に合格したけど、宝仙理数インターに入学したとか、桜蔭に合格したけれど理数インターに入学したというようなケースがどんどん増えれば、偏差値は関係なくなりますね。
☆いやそうなれば宝仙理数インターの偏差値があがるだけですね。相対的指標とは、かくも変幻自在です。やはり選択眼には、ある種の意志が必要になります。他者への気遣いは重要だけれど、他者の目は気にしないということでしょうか。
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