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首都圏 中学受験 2008 [36]

☆2008年1月26日現在、東京エリアの中学入試の出願は、まだまだ中間集計の途中ですが、今のところ、2月1日の女子校の入試チャンスのうち、増えている学校は29.2%です。

☆吉祥女子①は、東大をはじめ大学進学実績が飛躍的に伸びているので、それが増加の大きな理由かもしれません。京華女子①午後が増えているのは、もともと人間形成のプログラムを先駆的につくってきたのが、ここにきて真価を発揮したというのが本当のところでしょうか。たしかに広報活動も積極的なのですが、表現する実質があるから、それもできるのです。

☆共立女子Aの増加は、重要な意味がありますね。2月1日の教育の質の競争を促進する働きを増すからです。大妻多摩①、女子聖学院①、三輪田①、東京純心①、富士見丘Will&①午後、玉川聖学院①、桐朋女子、戸板①、文京学院大①も教育の質の競争を促進する学校として、出願者を増やしているのは意義があります。

☆小野学園女子特待、宝仙学園女子①午前&午後も伸びています。教育の質と経営の論理の両方を学内で改革しているその成果があらわれてきたといえるでしょう。

☆それにしても麹町学園女子①午前&午後の増加は驚くばかりです。ここ数年毎年伸びているからです。授業にかける情熱、ディベート・プログラム、キャリアデザイン教育のための「みらい科」の実現、新校舎デザインなど、明確なビジョンを独自の路線で創意工夫しているところが注目されているのですが、もっとほかにも理由があるはずです。果たしてそれは何でしょう。それはもはや外から見ているだけではわかりません。いずれ探究してみたいと思います。

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