08中学入試問題とPISA[01] 雙葉の傾向完全に変わる?
☆昨年の雙葉の国語の入試問題から詩が消えましたが、今年もそうでした。どうやら詩の雙葉ではなくなったようです。しかし、基本線はかわっていません。素材文として詩は出題していませんが、比喩が表している内容を記述するレトリック問題はたくさん出題されています。
☆独立した知識はなくなりましたが、文脈から推測する知識問題もたくさん出題されています。しかし、次のような知識から文脈を作り出す、非連続の連続性をつくる問題も出題されています。
◆次の各グループのカタカナを漢字に直し、それを用いて短文を作りなさい。
①フンパツ カンゲキ ソフ
②ハイユウ ゼッサン チョメイ
③ハソン ユダン シャザイ
④ロウホウ カクテイ コウホ
☆OECD/PISAの読解リテラシーのカテゴリーで雙葉の国語の問題を分析すると、テキストの解釈の問題が50%です。文章の中に直接は書かれていないけれど、文脈から推測して解答を記述する問題が多いわけです。「映像と比べて、本を読むことの魅力はどこにあると思いますか。100字以上150字以内で述べなさい」というような完全に自分の文脈を作り出す問題も多いですね。これはカテゴリーでいうと「熟考・評価」になります。
☆各カテゴリーのレベルもハードルの高い問題が多くなっていますから、合格者の全体の平均正答率は55%ぐらいでしょう。差がつかないので、他教科の得点差が決め手になっている可能性があります。学校当局は今までとは違う資質の生徒を求めているのでしょうか。雙葉学内で、何が起きているのでしょう。
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