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首都圏 中学受験 2008 [56]

☆2008年の中学受験も終盤を迎えていますが、振り返りはこれから始まります。昨年と比較して応募者数を増やしている学校を中心に見ていきましょう。複数回数の入試チャンスをつくっている学校がほとんですが、設定した試験すべてにおいて昨対比100%を超えている注目すべき学校の1つが戸板です。

☆2005年に戸板を訪れたとき、たいへんな衝撃を受けました。当時の教頭先生は杉岡先生でしたが、品性あるそれでいて気迫のある言葉を使われていたのが印象的でしたね。そして教頭先生のブレインというかプロモーションの仕掛け人が伊藤先生でした。

Photo ☆2年前から杉岡先生が校長に就任されてからは訪問していませんが、伊藤先生をはじめとするブレインといっしょに戦略プロジェクトのリーダーシップを発揮している様子がはっきり思い浮かびます。

☆戸板の先生方とお会いしてから3年が経過しているわけですが、あの当時の創意工夫の継続が生徒募集で成功した大きな理由だと思います。クオリティスコアも高いですから、学校選択者の審美眼も年々磨かれているのでしょう。戸板の人気は、教育の質の評価の重要性を示唆するコトでもあります。

☆いずれもう一度お会いして、戸板のクオリティスクールとしての新戦略をお聞きする機会があればと思っています。

関連記事)

①戸板学園(1)~女子教育の基礎

②戸板学園(2)~生徒が伝える教育ビジョン

③戸板学園(3)~保護者に伝わる教育ビジョン

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