首都圏 中学受験 2008 [59]
☆昨日2月11日、筑波大附属駒場中と開成中などが入学手続き説明会という名で受験生を招集しました。これによって、合格してさらに進学する生徒がはっきりしたわけです。
☆筑駒と開成の両方に合格した生徒はほとんどが筑駒に進学するはずです。ですから、開成は電話で繰り上げ合格をしなければ定員を満たせないのです。しかし、合格発表時に、例年定員300名よりも多めに発表しますから、大量に繰り上げ合格を出す必要はないわけです。
☆今年も395名発表しています。日能研とSAPIXの合格者が、合わせて92名ですから、さすがは開成いい読みですね。それでも繰り上げ合格は出さざるを得ないものなのですね。いわゆる女子御三家のほうは、このような動きはほとんどありません。というのもかつては桜蔭と慶応中等部を併願し、両方受かった場合、慶応中等部を選択したものですが、今ではそのような動きはあまりありません。だからなかなか動かないのです。
☆ともあれ、開成と麻布、桐朋、駒東、筑駒は繰り上げ合格の動きがあったわけです。日能研の生徒が20人、SAPIXが12人、合わせて32人が合格したわけですね。塾はこの2塾だけではないわけですから、100件ぐらいの波及があるはずです。この100の動きが、ものすごい人数の動きを生み出すのがこの時期ですね。
☆日能研がこの時期多くの繰り上げ合格者を生み出すのは、SAPIXより生徒数が多いからということですが・・・。
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