首都圏 中学受験 2008 [71]
☆2/23(土)、中村中では、早くも2009年度入試第一回説明会が開催されました。フェニックスホールは新受験生と保護者でいっぱいになったようです。
☆今年の入試の「報告会」というスタイルなので、なんといっても入試問題の中身と結果とその勉強法についてプレゼンテーションがなされました。その方法は、授業は常に未完であるという授業の質向上を日々行っていくという気概に基づいたデモ授業形式だったそうです。
☆学校説明会というのは保護者がメインになりがちですが、この方法だと受験生もいっしょに耳を傾けられますね。
☆梅沢教頭先生からは、入試総括として、数々のドラマが紹介されたということです。入試前・入試後に保護者から寄せられたメールを読み上げたり、実際の合格不合格のシーンを語ったりして、いかなる心理状態になるかを仮想体験してもらったということです。
☆たんなる中学受験勉強ではなく、人生において有意義な学びとして臨んでほしいという気持ちとそうはいっても受験というストレスをどう昇華させるのかというケアの精神のあらわれですね。
☆さらに、梅沢教頭先生は、受験生に「①自分で起きる②挨拶ができる③家の手伝いができる④ぬいだ靴をそろえる~ができるように」とアドバイスされたということです。これは道徳が大事だということを語られているのではないのです。そういう小さな場面を自ら変える行為の積み重ねが、いかなることがあっても気持を切り替えタフに人生を生き抜いていく技術なんだということでしょう。そして受験も人生の関門の1つであると。
☆フェニックスホール一杯に参加された方々は、1年後に向けて気持の引き締まる機会であったと語られたということです。
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