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学び野[14]女子聖の教育空間の媒介性③

女子聖学院の教育空間について、最後に、仙田満さんの「4つの空間要素」の視点で見てましょう。

1)学びの場

2)学びの時間

3)学びの仲間

4)学びの方法

4 ☆この4つの要素が明確に埋め込まれている空間は、普通教室です。学びの場として、講義形式の学びも、分割授業も、議論や討論形式の学びも、変幻自在にできるのが教室です。また学園生活の多くの時間を占める学びの時間を過ごすのも教室です。学びの仲間がいる場も教室です。教師も生徒も自分なりの学びの方法を開発し、実践する場も教室です。それゆえ思い出の空間にもなるのです。

Photo_9 ☆あらゆる空間に「4つの空間要素」が埋め込まれているのですが、教室のように端的にその要素が表れている空間が、女子聖学院にはもう一箇所あります。それはチャペルです。旧チャペルは円の空間です。新チャペルの空間は四角形の空間です。そしてシンボルには十字とひし形。円は愛を、四角は秩序を、ひし形というか三角なのですが、これは意志を、そして十字は信仰を象徴しているかのようです。フランク・ロイド・ライトの長男が設計したガラスの教会にはその象徴が随所にありますね。代数構造、順序構造のみならず位相構造の感覚や直観が養われるのが女子聖学院の教育空間の特徴です。

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