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首都圏 中学受験 2008 [78]

四谷大塚の入試結果データを見ていて、あれっ?と思った点があります。それは大妻中の合格者発表数の変化です。今年の第3回の入試の合格公表数が116人となっているのです。昨年までは30人前後です。

08 ☆第1回目と第2回目の合格公表数は、逆に昨年までと比べて減っています。これは入試広報戦略が変更されたとみなしてよいのではないでしょうか。

☆第1回目と第2回目の合格者を減らしたということは、一次志望生徒よりも、偏差値の高い生徒をとりたいという意思表示ですね。2つの試験の手続きの締切は2月3日11:30ですから、そこで思ったほど歩留まり率がよくなかったので、第3回目の試験で合格者をドーンと公表せざるを得なかったのでしょう。

☆3回目で少しでも偏差値の高い生徒をとるために、1回目と2回目の合格公表数を少なくしたんですね。1回目と2回目で合格できなかった生徒は、3回目で救えると考えたのでしょうが。

☆大妻中は6年間で育てる生徒を入口の段階で、ハードルをあげておこうというわけです。その方が、大学進学実績という点で考えれば、有効だと判断している可能性があります。育てるから効率のよい進学実績輩出へに完全にシフトした可能性があります。

☆経済格差、学力格差が依然として広がっている今、学歴格差こそ現実問題なのはよくわります。現実志向の学校、理想志向の学校、理想と現実のGAPを乗り越える内生的成長志向の学校、いろいろあってみんないいわけですが、大妻は現実志向の学校だということではないでしょうか。つまりエリート校をはっきりと目標にしたということでしょう。

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