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学び野[23]八雲学園の近藤理事長の媒介性

毎日新聞(3月12日19時57分配信)によると、

来月22日に行われる全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)で私立学校の参加率が前年度比約8ポイント減の53.09%に低下することが、文部科学省の調査で分かった。私立小の参加率は前年度比約12ポイント減の50.0%、私立中が同7ポイント減の54.15%で、全児童・生徒対象とする全国学力テストの意義が問われそうだ。

☆この件について、東京私立中学高等学校協会の近藤彰郎会長先生(八雲学園理事長・校長)は、同紙でこう語っています。

「昨年テスト結果の公表が当初予定よりも大幅にずれ込み、子どもたちに(結果の)フィードバックができないと考えた私立が多いのでは」と。

八雲学園をはじめ、多くの私立中高一貫校は、独自の学びのプログラムを開発しています。プログラムやシラバスの重要な要素は、生徒1人ひとりの学び方の改善や考え方の広がりを促進することなどを目的とした評価の方法です。

☆生徒が自立/自律した学習者になるには、自らを常に振り返られる環境設定が重要なのですね。この評価システムの中でも最も重要なのは、テスト結果だけではなく、それをきっかけに生徒と教師が対話することです。さらに重要なことは、DOとCHECKの間の時間ができるだけ短いことです。

☆実際には近藤先生は、記者にこのような総合的な評価の重要性について語ったと思いますが、記事になるとさらりとした表現になっています。

☆それはともかく、このように近藤先生は、自分の学校だけではなく、私学全体の学びのシステムについて発信し続けています。私学の学びが、いかに体験<経験値の媒介項であるかということを証明し続けています。もちろん、ご自分の経営する八雲学園の質の高い教育を実践しつつ、私学全体の行方のことを構想しているのは、言うまでもありません。

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