09年中学入試に向けて[09] 世界に通用する大学に進める中高一貫校⑤
☆前回の「09年中学入試に向けて[08] 世界に通用する大学に進める中高一貫校④」と同じように、読売ウィークリー(2008年4月20日号)のデータによって、世界に通用する大学に進める中高一貫校について、一覧表を作っていますが、今回は千葉県の私立中高一貫校に県立高校を加えたものにしました。
☆渋谷教育学園幕張が県立を抑えていますが、それを除くと、私立と県立は拮抗している状態ととらえてよいかもしれません。
☆親としては学費と6年という中高一貫の教育の質のどちらをとるかというジレンマがありますが、そういう意味では県立千葉(今春から中高一貫校になりました)はその葛藤を解決する環境であることはまず間違いないでしょう。
☆しかし、それはそれで狭き門ですから、入学するための準備はやはりたいへんであり、塾の費用は避けられません。
☆教育にはコストがかかります。このコストはしかし投資なんて程度のものではなくなるかもしれませんね。日本の経済は破たん寸前なわけですが、これは見方を変えれば、まったく新しい資本主義の到来を意味するかもしれません。
☆投資というのは未来の予見可能性が前提ですが、予見不可能性・不確実性が前提になりますから、もはやサバイバル・ゲームのための準備です。タフでしなやかな知性とコミュニケーション能力を身につけなければサバイバルは難しいですね。
☆ゲームの中で闘うのか、ゲームの場を仕切るのか、ゲームのためのツールを生産・販売するのか・・・。まったく厄介な時代です。
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