不安を生みだす抑圧系[04]大学二極化
☆日経新聞(2008年5月12日)に大学二極化激化の記事が掲載されていました。記事の中に散在していた数字を集めて表にしてみると、たしかにすごいですね。
☆MARCH以上は、少子化にもかかわらずほぼほぼ増えていますが、駿台予備校の設定する最低ランクEの大学の70~80%は実質倍率が2倍に到達しないのです。大学全入時代とは、なるほどこういうことです。
☆しかしながら、Eランクの大学でも20%~30%の学校は志望者がある程度集まっているということでもあります。こちらを注目した方が、抑圧はなくなるし、そうすると大学受験の不安は消えますね。
☆もっともその大学に入って、卒業後の就職はどうなんだろうという、労働環境という圧力がありますから、不安はなくなりませんね。
☆さて、それはどうしたらよいのでしょう。それがEランクの大学の新しい役割チャンスですね。キャリア・サポートをしっかりするプログラムを作ることです。何も企業に就職することだけが選択肢ではないのです。企業か公務員か、資格か、研究かだけしか選択肢がないのなら、この労働環境そのものが抑圧的雰囲気を生み出します。日本の近代社会は、ずっとこういう圧力を国民にかけてきたのです。
☆やはりEランクの大学は、起業の道を学べるプログラムをつくるということです。日本は文化というクリエイティブな仕事をもっともっと起業できるリソースがあるんですね。その象徴が村上隆さんのフィギュア「マイ・ロンサム・カウボーイ」に16億円の価値がついたということです。
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