私学の経済ポジショニング[06]端緒を探る⑦都内の男子校の活動[04]
☆「私学の経済ポジショニング[05]端緒を探る⑥都内の男子校の活動[03] 」のつづき。新宿で行われた「東京私立男子中学校フェア2008in新宿」で配布された「ガイドブック」には、各学校の生徒が、自分の学校の雰囲気について語っているページがある。
☆このページで語っている生徒は、それぞれの学校のロールモデルと仮にすれば、たいへんおもしろい分析結果になる。この結果について語るまえに、「2008年版ものづくり白書(経産省編)」に興味深い調査データがあるので、見てみたい。
☆テクノロージーの才能としてどのような知が求められるのかというと、複数の技術に対する幅広い知識や、ユーザーのニーズをつかむコミュニケーション能力、創造性などなのだというのだ。
☆男子校は理数系進路を選択する生徒が多いが、どうやら専門技術だけに興味をもつ教育観では、今後はやっていけない。
☆はたして男子校はどのような教育観をもっているのだろうか。今回の「ガイドブック」の分析からおもしろい仮説があらわれる。1つの専門技術に特化するような、世の中から「オタク」といわれるようなキャラは、実はでてこないのである。
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