世界を変える学校[26]共立女子の知①
☆先週土曜日(2008年6月7日)、共立女子はオープン・キャンパス型の学校説明会を実施しました。訪れた受験生の家族が授業の様子を見学するわけですが、同時に10時30分から1時間ほど共立講堂では説明会が開催されました。
☆この講堂の収容人数は2,000人だそうですが、それがほぼ満席になるくらいでしたから、どのくらいの家族が訪れていたのでしょうか。いずれにしても学内をこの数の人が散策状態だったわけですから、ちょっとした大イベントだったことに変わりはありません。
☆一般の学校説明会では、1時間から1時間半の間に、教育ビジョン、学内の具体的な教育内容、各教科から入試問題についての説明、入試要項の説明などが目白押しになりますから、要点のみの説明になり、わかりやすいけれど、奥行きが見えてきません。
☆しかし、今回のようなオープン・キャンパス型学校説明会のケースでは、具体的な教育内容については終日見学できるわけですから、講堂での説明はありませんでした。
☆そのため、一年間の学校の様子のビデオ(部活の多さ、修学旅行の食事の豪華さに会場からは微笑みとため息が出ていました)もたっぷり見ることができたし、説明の内容も、女子教育の歴史的意義など共立女子の見識も美術や音楽の教養も聞くことができましたね。同時に来年のサンデーショックにおける他校とのシミュレーションという現実的な話まで聞けました。同校の間口の広さと奥行きの深さを堪能できる説明会だったと思います。
☆そうそう、今年のキティーちゃんの特注携帯ストラップは、共立女子の夏服を着ていましたが、やはり相当の人気でした。このストラップが拓く意味は、ある意味教育への挑戦状です。共立女子の教育への自信と独自性の表れでもありますが、それについてはいずれまたどこかでお話できればと思っています。
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