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私学の経済ポジショニング[16]OECD専門家セミナーと白梅学園清修②

私学の経済ポジショニング[15]OECD専門家セミナーと白梅学園清修 のつづき。ジャネット・ルーニー氏は形成的アセスメントについて6つの要素に分けて説明した。

1)相互作用を促進する教室文化の確立とアセスメントツールの使用。

2)学習ゴールの確立とそれらゴールに向けた個々の生徒の学力進歩の追跡。

3)多様な生徒のニーズを満たす様々な指導方法の活用。

4)生徒の理解をアセス(把握・予想)することへの様々なアプローチの使用。

5)生徒の学力達成状況へのフィードバックと確認されたニーズに応じて授業を合わせること。

6)学習プロセスへの生徒の積極的な関与

☆その後、柴田副校長が、白梅学園清修の教育実践の報告をしたが、ルーニー氏の説明した形成的アセスメントの6つの要素がすべて実践されていたのに、多くの参加者が驚いた。

☆グローバルな学びの理論が、白梅学園清修の具体的な実践から逆照射されたのだから、そうなるのも当然だろう。どこまで続けられるかわからないが、しばらくの間、抽象理論と白梅学園清修の実践を重ね合わせてみたい。

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