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09年中学入試に向けて[31]日大グループの入試改革

☆来春以降の中学入試において、日大グループが次々と入試改革を実施しますね。定員などの変更もありますが、何と言っても入試科目の4教科シフトです。

☆日本大学では、全日程で4科のみの試験となります。日大一中では、2月2日に2回を新設。定員は60名です。それにともなって、1回(2月1日)を160名から120名に、3回(2月5日)を40名から20名に変更します。試験科目は、やはり全日程が4科目試験となります。

☆日本大学豊山女子では、2回目と3回目の入試が、2・4科選択から4科目試験にシフトします。日大二中は、今のところ、2010年入試からすべての日程で4科目入試になる予定です。

☆さて、来春、日本大学藤沢が中学を開設予定。2月1日に第1回試験、2月4日に 第2回試験が予定されています。定員は、男子40名、女子40名(第1回50名・第2回30名)で、試験科目は4科目です。

☆同校のキャンパスは、日本大学生物資源科学部に隣接しますが、数年前に嘉数啓教授(その後琉球大学副学長など多彩な経歴の持ち主)の研究室を訪れたことを思い出しました。嘉数ゼミでは、国際ビジネス関係について学生と調査し、レポートを作成していたと記憶しています。当時すでに「調査→議論→編集→発表」というプログラムになっていました。講義の際の使用言語は、英語でした。

☆当時このような先進的なプログラムを実行できたのは、やはり付属の高校の存在が大きいということでした。日大藤沢高校は、他大学の進学実績の成果も目を見張るものがありますから、新設中学は、どちらかというとそのベクトルに向かうのでしょうが、受験勉強以上の幅広い学びを6年間体験できると思います。

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