09年中学入試に向けて[118] 首都圏中学受験志望者動向予想01
☆中学受験も近づいてきた。各情報センターで倍率速報が出る前に、予想を立ててみる。あくまで独断と偏見だし、エリアは首都圏に限られる。仮説を立てて、実際の結果とのズレを確かめることにより、2010年の入試の動向を予想する準備にしたい。
☆青山学院中等部は、応募者が増える。MARCHグループは、中高一貫を創ったり、新校舎やリフォームをしたりとメディアが取り上げているので、その効果があるか。
☆浅野は、大勢に影響がないとは思うが、神奈川エリアの日能研の勢いいかんということかな。つまりそれによって、受験生の増減はあり。しかし、相変わらず受験生の数は多いだろう。そういう意味では学内の危機意識はそれほどでもないだろう。
☆麻布は、変わらない。大きな増減はない。そのようなことがあれば、中学受験マーケットは瓦解する。
☆足立学園はドーンと増えるかもしれない。新校舎に東大をはじめとする大学合格実績が目立つ。このエリアの教育のリーダーとならざるを得ない環境もあるし。
☆跡見学園は、サンデーショックの影響をなんとか回避できるかどうか。少し減るかもしれない。共立女子、大妻、東京女学館、豊島岡との差異を明確に表現できるかどうか。
☆郁文館は、変わらずか。新校舎戦略や理事長の手法に賭ける保護者はいるだろう。
☆市川の近代的校舎は、訪れた保護者に感銘を与える。セオリー通り大学進学実績に向けて安心できる私立学校。応募者も増える。
☆浦和明けの星女子は、カトリック精神と大学進学実績の両方があるので、変わらぬ人気校だろう。その両者が統合されるまでのイノベーションはまだないが、それがかえってわかりやすい。そのわかりやすさが募集人数を増やすだろう。
☆栄光は、日能研の聖光や他の男子校シフトでもない限り、変わらないはず・・・。
☆穎明館は、部活と大学合格に向けての堅実な活動が、保護者に安心感を与える。余計なことをやらずに、部活や勉強を通して人間力を鍛えることができるのがシンプル。在校生・卒業生にとって素直に誇りをもてる学校。よって、人気は不動で、微増はあるかもしれない。
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