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09年中学入試に向けて[125] 首都圏中学受験志望者動向予想 08

☆「09年中学入試に向けて[124] 首都圏中学受験志望者動向予想 07」のつづき。芝は、中高時代の男子生徒の成長期をもっともバランスよくサポートしている学校だろう。この日々目まぐるしく乱高下する経済社会、日々変わることが善であると強制されているような社会において突出した人財になることを目標としているわけではない。

☆むしろ、そういう社会にあって眼を輝かせながら心身が疲れ切っている人々や社会をサポートしていく人材の育成がなされている。こういうフォロアーシップこそ、これから求められるリーダー像だろう。芝にとっては、当たり前の教育であるが、世の中にとっては古くて新しいテーマである。

☆流行や表面的意匠に惑わされない目を持った学校選択者に合った学校である。ただ、それがゆえに志望者が爆発的に増えるわけではない。もはや安定的に集まってくる学校であり、それでよいのであろう。

☆芝浦工大は、一見すると、学力と人間力を地道に育てているように見えるが、実際には相当高度で先進的なプログラムを作って伸ばしている。21世紀の日本社会は、新しいモノ作り社会になるといわれている。

☆欧米のITベンチャー業界で成功しているエンジニアたちの共通点は、言語能力に長けているということである。言語力と科学力の両立が極めて重要なのだ。数学の先取り学習以上に、キャリアデザインを先取りしている男子校である。しかし、そこのところが学校選択者にまだまだ伝わっていない。しかし、この金融危機において何が大切なのかについて考えねばならない機会が増えるだろうから、今後はさらに伸びていく学校だろう。

☆芝浦工大柏は、芝浦工大と同じ発想を持っていて、なおかつそれを見える化している。男女共学ということもあって、パフォーマンスや感性的なものにうったえざるを得ないということもあるだろう。それゆえ、志望者も増え続けている。

☆そういう意味では、芝浦工大の発想が世に受け入れられることは、芝柏によって証明されているともいえる。

☆渋谷教育学園渋谷、渋谷教育学園幕張は、言うまでもなく、その人気は来春も絶大ということになるだろう。「グローバルな外部環境―内部リソース―コミュニケーション」の循環システム機能が最適化している学校。

☆仮に理念が薄まっても、このシステムの自己組織化は崩れないだろう。理念の是非を問わないポストモダンな現代社会において、1つの教育のモデルケースであることは確かである。多くの学校が、ロールモデルにしていることもそのことを裏付ける。

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