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09年中学入試に向けて[133] 首都圏中学受験志望者動向予想 16

09年中学入試に向けて[132] 首都圏中学受験志望者動向予想 15」のつづき。

☆三輪田学園は、ここのところ生徒募集は増え続けてきた。さすがに来春は、安定期にはいるかもしれない。2010年新校舎完成に向けて、学内全体としては斬新な変化を感じ、盛り上がっているだろうから、その熱は受験生に伝わっているだろう。

☆問題は2011年からだ。西校長の思想的存在が相当大きな学校であるから、新校舎というモノと西校長の思想とをいかに関係づけて教育実践していくのか、若手教員の創意工夫がいよいよ試されるのだと思う。

☆武蔵は、横バイか。同校の入試問題は、ある意味偏差値にとらわれない部分がある。しかし、だからといって、みんながチャレンジしようということになるかというと、そうはならない。独特の自由と学問の雰囲気が、マスウケはしない。不思議な学校である。

武蔵野女子学院は、徐々に人気を集めていくと思う。週刊東洋経済(2008.10.18)の特集「2008年版本当に強い大学」総合ランキングで、武蔵野大学は10位だったが、この重要性に気づいていない受験生・保護者はまだまだ多い。女性の未来を拓く同学院の進路指導を注目したい。

☆明治学院の教育は、キリスト教の精神が前面に出ている。不透明、不安定な時代において、重要拠点である。しかし、学びのプログラムの迫力という点では評価がわかれるかもしれない。信仰と知のシナジー効果は大きい方がよいと判断されるのではないか。応募者は微減かもしれない。

☆明大明治、明大中野、明大中野八王子は、MARCHの付属中学校戦略の効果で、応募者は伸びるはずであるが、明大明治と明大中野は通学圏が重なる部分があるため、そこでシナジー効果がうまくでないという可能性もある。

☆目黒星美は、創立者ドン・ボスコをロールモデルにした教育を前面に出し、いつしか受験市場から離脱し、あくまで教育の質にこだわった私学市場でがんばっていると思う。「教育は心の問題であり、子どもを愛するだけでは足りない。子どもが愛を感じるまで愛しなさい。」というドン・ボスコのロゴスが生きている学校。もちろん進学実績もよいのだから、本物志向の受験生・保護者にとって安心できる学校なのではないか。

☆森村学園の教育は明快。進路と進学指導を柱に、その周りをユートピアキャンパスと海外研修、外部リソースを活用したプログラムが支えている。大学実績の成果もあげている。よい雰囲気の立地・環境で、自分の夢にまい進できる。来春も注目を浴びるだろう。

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