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09年首都圏中学入試[39] 学歴観を見回して学校を選ぶ

☆大学進学実績や偏差値にこだわるなと言うけれど、それがなければやっぱり生徒は集まらないという考え方は否定できない。しかし、あまりにそこに固執するのもまた困る。

☆そもそもなぜ大学進学実績にこだわるなと言っているのかというと、こだわる行為が学歴主義とイコールになるからである。

☆従来の学歴主義は、立身出世主義だし、日本国内の競争でサバイブするための条件。結局ステータスと金。これは、個性も多様性も排除するシステム。個性や多様性を大事にしてるといっても、価値観の多様性でも個性的な価値観でもない。同質の基準の中での違いだ。だから外発的で外面的な産業や表現という虚構の時代になっている。

☆学歴とか大学とか、そもそも何だろうとあたりを見回してみよう。すると、意外と学歴主義の罠にはまっている自分がいることに気づく場合がある。そのことに気づくや、何かから解放された気分になるやもしれない。

☆願書受付は、入試直前までできる学校が多い。この時だから、考え巡らすこともできる。学校選びは入試直前まであきらめないことである。

*学歴や大学とは何かを斜めから考察するのに役立つ記事。

いろいろな学歴観 -発言小町の東大卒トピから-

キャリア・デザインについてよく整理されている本

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