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09年首都圏中学入試[62] 2月4日 八雲4科目入試はじめる

☆本日、八雲学園は、4科目入試を開催した。応募者全体の数は、昨年に比べ若干減少したが、初日13.2倍、2回目7.1倍、そして本日16.4倍という勢い。

☆明らかに敬遠組がいたということだろう。学校説明会に参加し、その集まった数に圧倒された保護者もいただろうし、いよいよ4科目だけの入試も導入する背景に、周到に受験準備をしてきた受験生が多数受けることになると予想したのだろう。

☆この予想は見事に的中。したがって、敬遠という選択判断も、子どもにとっては賢明だったということになるだろう。

☆それにしても、女子校のサンデーショックはすさまじい。八雲学園も昨日の締切ギリギリに出願手続きをした受験生が50人弱いたそうだ。

☆この人数だけで、定員の倍率がはねあがる。実倍率は3倍を超えるのではないか。今後、徐々に4科目入試にシフトしていくだろうから、見た目の倍率が10倍を超えるというようなことはなくなっていく。

☆しかし、実倍率が3倍から5倍あれば十分なのであり、八雲学園の生徒獲得戦略も量から質へのチェンジが行われるということだろう。教育の質はすでに向上しており、今年もAO入試や推薦で、はやくも早稲田大学、慶応大学、立教大学に合格者がでているぐらいだ。

☆経営の倫理も量から質に転換し、八雲学園は、いよいよクオリティスコアも偏差値も大学実績もアップするステージに移行する時がきたようだ。

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