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09東大合格発表の季節[11]

☆今年の国学院久我山の東大前期合格者は3人。97年から合格推移を見てみよう。2名(97)→3名(98)→3名(99)→6名(2000)→4名(01)→4名(02)→3名(03)→5名(04)→3名(05)→2名(06)→3名(07)→7名(08)→3名(09)。

☆こうしてみると、昨年に比べ激減したというわけでもない。安定的な合格者数であるとみなしてよいだろう。

☆しかし、国学院久我山の新高1女子部の生徒の数学の取り組みをみていると、相当頼もしい。今のところは5人をときどき超える力だが、ここ2、3年で5人のラインは超えてくると思う。

☆英語がある程度平易になると、国語や社会では差がつきにくいから、数学と理科の力がポイントになる。

☆英語は、塾や予備校の力で、公立出身者も補うことができるが、数学での差は、国学院久我山の今井教頭を中心とする特別なメソッドが真価発揮するであろうから、予備校で補うのは難しい。

☆公理と公式だけでは、東大数学は時間的差をつけることができない。一見矛盾するようだが、教科書的な公式をこえて「独自の一般化」がものをいうのである。

☆公理という本質で数学的思考はよいのだとする考え方もある。しかし、実践的な一般化理論もプラグマティックに必要なのではないかという「時間意識」をシステム化した解く姿勢も大事だとする考え方もある。

☆「時間」と「論理」の棚卸しの準備は周到な方が、受験という実践では有効なはず。国学院久我山の飛躍に期待したい。

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