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09東大合格発表の季節[12]

090405 ☆東大の後期試験の合格発表も終わり、前期後期合算したデータが「サンデー毎日(09年4月5日増大号)」によって公表された。まだ判明されていない学校もあるが、ある程度傾向がわかるだろう。ベスト30まで表にした。

☆それにしても、この30位までの学校で、合格者の41.6%を占めている。私立か公立かというようなことより、このことが何を意味するのか、根本的に考え直した方がよい。

☆とらえ方はいろいろあるだろう。

1)一部の学校が占めていて、機会均等でないとか、公平でないとか。

2)私立が多いということは、経済格差の問題があるのではないかとか。

3)受験競争をあおるだけではないかとか。

4)東大一極主義は、学問の進歩を停滞させるのではないかとか。

☆どれも一理あるが、なんために見直すのかということだ。この事態をリソースとして、社会にどのような効用を生み出すのかを考える方が得策ではないだろうか。

☆つまり中高の教育の理念とその実践を真剣に考えた方がよいということなのだ。中高時代にできるだけ、大衆路線や権力路線に走らないような、精神的基礎基本を養い、東大にはいったら、専門知のための創造性を発揮できるようにすることのほうがよいのではないだろうか。中高時代に受験勉強だけやっているような環境はそろそろやめにしたい。

☆このことは結果的に東大以外の大学にも良き影響と刺激を与えるだろう。今年も堀川高校からは、東大も京大もたくさん合格者がでている。探究科のような学び以上の環境と哲学を、多くの中高が独自に確立することが課題ではないだろうか。

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