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伸びる学校[039] 武蔵中のアカデミズム①

☆昨日5月30日、武蔵中学校説明会を開催。山﨑校長は、武蔵の三理想をベースにした教育の取り組みを静かにしかし熱っぽく語った。

☆その際に、武蔵の教育を表現するキーワードとして「アカデミズム」「リベラルアーツ」「鵜呑みにしない」「本物教育」「好奇心」を使用していた。

☆中でも「鵜呑みにしない」は校長のみならず、各教科の教師も多用していた。近代科学のアイロニーの伝統が武蔵には息づいているということだろう。

☆三理想については、あまりにも有名で同校のサイトを開いてもらえばすぐに見ることができる。その中でももっとも重要なのは「自調自考」だろう。このコンセプトは、勉強の仕方というような狭い概念ではなさそうである。

☆科学的方法論であり科学的ものの見方そのものだと理解してもよいのではないだろうか。それゆえ、武蔵は旧制高校の面影のあるアカデミズムの雰囲気を特徴としているということだろう。

☆そしてこの姿勢と言うか雰囲気をはやくも受験生に持つように山﨑校長は要望した。学校を選ぶ時は、自分で考えて、自分で判断するようにと。巷の受験情報を鵜呑みにしないでと・・・。

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