なぜ女子校は元気なのか~女子中合同相談会で気づく[4]
なぜ女子校は元気なのか~女子中合同相談会で気づく[3]のつづき。
☆「33校の徹底比較」の「③一番の学校行事」について、グラフのようにまとめてみた。やはり受験生・保護者が最も注目する学園祭が多い。受験生は、説明会よりも学園祭で選択する場合の方が多いかもしれない。
☆そして英語教育の華、海外研修。新型インフルエンザやテロの打撃をのりこえて運営し続ける先生方の心痛やリスクマネジメントの苦労が、支えている行事だけに、その特徴は多様。
☆それから、大変ユニークなプレゼン行事が、これまた多い。発表会ではなく、そのリサーチや編集のプログラムが重要な行事である。創造型学習というカテゴリーでまとめた。
☆男子校の場合だと、校外学習、林間学校、スキー合宿、体育祭という従来のカテゴリーで分類できる行事が前面にでてくる。
☆ここに、女子校の柔軟で多様なプログラムを創出するイノベーション力と比べると男子校の表現が平易に感じる理由があるのかもしれない。男子校の中だけの競争であれば、それでよいのだが、共学校と比較された時に、受験生のお母さん方の嗜好性に合うかどうかということは検討の余地ありか。
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