伸びる学校[047] カリタス女子 改革の歩みをとめないカトリック校 ④
☆カリタス女子の教育といえば、教科教室型運営方式とか、理数教育とか、書かせるカリタス、2つの外国語教育とかすぐに思い浮かぶわけであるが、たとえば、教科教室型運営方式の空間を見るとわかるが、それらの根底には「庭園発想」「先端技術」「対話思考」の三位一体がある。
☆庭園とは自然のメタファーであり、それはまた生態系という循環つまりキリスト教的には「ぶどうの木の樹液」のメタファーである。つまりはワイン。ということは庭園は瞑想の小宇宙でもあるわけである。特に日本の庭園は19世紀末から世界を席巻し、ユートピア都市建設のプロットタイプになった。まさにユートピアのアイデアのルーツである。ユートピア都市は総合芸術そのものでもあり、科学の粋の結晶でもある。回遊式庭園は、思索の道でもある。もちろん、知恵のリンゴのメタファーでもある。この葛藤は成長には欠かせない。カリタスの空間はそういう庭園空間。
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