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進むベネッセ進学指導支援戦略②

進むベネッセ進学指導支援戦略①のつづき

☆「09年首都圏中学入試[84] 鴎友学園女子の新戦略② 企業とテクノロジーで連携 」の記事で、私立学校とベネッセとマイクロソフトが連携して、ロボットを作り、パフォーマンスを競うプログラム(CEP)について紹介した。

☆この動きが加速している。かつて私自身Honda「発見・体験学習」のプログラムデザインをしてきた経験からみると、このCEPは、リベラルアーツをコンパクトにシステム化したものであり、マテリアルはロボットとPCソフト。Hondaの場合もそのマテリアルはHondaの商品やあのアシモ。先端的ではあった。

☆ともかく、CEPでも、この先端的なリソースを活用して、生徒たちは協働して自分たちのアイデアを形にしていく。

☆マクロソフトにビル・ゲイツの精神がどこまで継承されているのかはわからないが、ビル・ゲイツが支援したプロジェクト・ベース・学習のプログラムの構造が維持されている。

☆Hondaとの大きな違いは、ものづくり産業であることに変わりはないが、自動車産業とIT産業の違い。クリエイティブクラスはどうしても後者から生まれる。そしてクリエイティブクラスが考えることは、世界に開かれていくこと。

☆世界のHondaであるから、やはり当然そのベクトルはあったが、このご時勢なかなか軌道に乗らなかった。どうしてもドメスティックな範囲で止まってしまった。しかし、MSの場合は、初めから世界に開かれているから、このプログラムは国際学習イベントに発展していくに違いない。

☆Hondaとのもう1つの違いは、Hondaの場合はツインリンクもてぎというサーキット場を使用しなければならないという条件があった。しかしMSとベネッセのプログラムは、さすがはIT関連なだけあって、空間移動が自由なのである。コンパクトにいろいろな会場を活用できる。

☆基本はMSの研究所ではあるが。ともあれ、そういうこともあって、参加する私学も多いし、その顔ぶれも教育イノベーションに積極的な学校ばかりである。現状でCEPに参加している学校こそ、クオリティが高く、エクセレントな学校であるといえよう。20校ぐらいが参加していると聞き及んでいるが、実施されたら、その学校名を本ブログで公開しよう。

☆学校選択の貴重な情報となるだろう。

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