09≪進路力スコア≫首都圏女子校
09≪教師力スコア≫首都圏女子校のつづき。
☆男子校に比べると、【進路力】スコアが高い女子校が多い。今年のダボス会議主催の「世界経済フォーラム」で発表された男女格差指数では、日本は75位。G7の中では最下位。
☆私立女子校は明治に創設されて以来、この男女格差において国と闘ってきた。≪私学の系譜≫の前に≪女学生の系譜≫がある。
☆したがって、女子の自己実現プログラムや英語教育、キャリアデザインプログラムは、男子校に比べ先進的なのである。その結果が表にあらわれているといえよう。
☆ただし、男女格差に対する挑み方は、女子校によって多様である。たとえば、
①男子と能力で型を並べようとする闘う女性タイプ
②男女格差を生む社会構造を批判的思考で問い返すタイプ
③家庭や職場で、身近な人間関係の中で対話によって小さな渦を生むタイプ
④能力より才能を重視し、新しい産業構造を創るタイプ
⑤寛容に社会や他者を受け入れ気づきを祈るマザーテレサタイプ
☆桜蔭や豊島岡女子、浦和明の星、フェリス、横浜雙葉、雙葉、品川女子学院は①タイプかもしれない。JGは①から⑤すべてのタイプを包含しているだろう。鴎友学園女子は、②・④タイプ、東京女子学園は、②・③タイプ、八雲学園は、③・④タイプ、白梅学園清修は、②・③・④・⑤タイプ、共立女子は①・②・③タイプ、カリタス女子は③・④・⑤タイプ、横浜女子学院と中村は、②・③・④タイプなどとなるのではないだろうか。独断と偏見にすぎないが・・・。
| 固定リンク
「学校選択」カテゴリの記事
- 國學院大學久我山 次のステージへ(4) メタ分析と共感を大切にする教師力(2018.01.04)
- 中学入試直前 注目校!(2017.12.19)
- 國學院大學久我山 次のステージへ(3) アダプティブリーダーシップ(2017.12.16)
- 工学院 大クリスマスパーティー(2017.12.11)
- 國學院大學久我山 次のステージへ(2)(2017.12.11)
最近のコメント