併願の仕方とクオリティスクール[04]
併願の仕方とクオリティスクール[03]のつづき。男子の併願校の傾向から気づいたこと。
☆栄光と聖光の併願校には差異がある。
☆栄光の最も多い併願ラインは「渋幕―麻布―浅野―聖光2―逗子開成3」
☆聖光の最も多い併願ラインは「渋幕―開成―浅野―聖光2―渋渋3」
☆受験生の居住地のエリアが聖光の方が広域であるという点が、併願ラインの差異となって現れているのだろうが、それだけではないだろう。
☆栄光の2月1日の併願校は、麻布の次に多いのは開成。聖光の場合、開成の次に多いのは駒場東邦、3番目が麻布。
☆やはり栄光と聖光では、受験生(保護者)の学校選びの価値観に若干の差異があるとみなしても間違いではあるまい。
☆「入試問題⇒カリキュラム(プログラム)⇒進路」のシステムは、栄光と聖光では違うが、そこのところがきちんとチェックされ、選択判断がなされているという1つの証しである。
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