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併願の仕方とクオリティスクール[06]

併願の仕方とクオリティスクール[05]のつづき。女子の併願校の傾向から気づいたことについて。データは、四谷大塚入試情報センターの第2回合不合判定テストの資料から。

☆鴎友学園女子の典型的併願ラインは、

「浦和明の星―鴎友2―田園調布2―鴎友3―洗足3」。

☆共立女子の場合は、

「獨協埼玉―共立B―三輪田2―共立C―三輪田3」。

☆大妻の場合は、

「淑徳与野―大妻2―大妻3―共立C―三輪田3」。

☆ただ、大妻の2月2日の併願校は、大妻2、豊島岡女子、共立Bの順になっており、大妻以外の併願ということになれば、豊島岡が浮上する。

☆鴎友学園女子は、やはりキリスト教主義的な色彩がある学校の併願校が多いが、共立女子と大妻はやはり儒教的というか日本的な精神文化を土壌にしている学校が多く選択されているという傾向か。

☆この3校の中で、大妻のように明確に大学進学実績向上を前面に出そうとしているところはまた特色になっているということだろう。

☆このような特色の違いは、鴎友学園女子と共立女子は探求型受験勉強が有効だが、大妻は必ずしもそうでなくてもよいという差異にもつながる。

☆ただ多くの女子校の入試問題それ自体は、麻布や開成、武蔵、栄光、筑駒、桜蔭、雙葉のような探求型受験勉強をする必要があるかというと必ずしもそうではない。

☆探求型受験勉強をする価値観をもって臨むかどうかというマインドの問題になり、実際には暗記型受験勉強の選択をすることが多い。女子学院のように、探求型の学びのスタイルや価値観をもっていないと、入学してから大いに困ることが予想される女子校があるが、入試問題にはそれが色濃く表れていないというケースが多いのだ。

☆ここにクオリティの高い女子校でありながら、まだまだ「入試問題⇒カリキュラム(プログラム)⇒進路」の包括的システムが成熟していない弱みがあると思うのだが・・・。

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