一日一言 新渡戸稲造【011】
一日一言 新渡戸稲造【010】のつづき。
☆12月12日 知るのは行いのため
道徳を説く者はいるが、これを理解している者は少ない。人の道を知る者はあっても、これを実行する人はめずらしい。説教はできなくても、これを知ることは、説くことよりもまさっている。・・・・・・知って実行しないのは、知らないのと同じである。これは沢庵和尚に学んだことである。
☆沢庵和尚という衣の内側には、水戸学があるということか。知行合一は、水戸学に流れ込んだ陽明学の基本思想だったような・・・。
☆≪私学の系譜≫をたどると、水戸学とキリスト教の複合体が現れる可能性がある。この系譜を形成した1人が新渡戸稲造。
☆その1人に内村鑑三もいるが、鑑三も2つのJをうったえた。日本とイエズスキリストのことだが、この日本とは水戸学が背景にあるのかもしれぬ。これはあまりに憶測に過ぎないので、どなたか研究している方はいないだろうか。
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