一日一言 新渡戸稲造【016】
一日一言 新渡戸稲造【015】のつづき。
☆12月17日 心にある神
かしこい人間は、その考え方を自分の内にひそめ、人に知られることを慎み、ただ天地の神々と交わる。その人柄は心が高明で執着がなく、快活である。これは熊沢蕃山の教えである。
☆この「かしこい人間」のことを、私は「私学人」と呼んでいるわけだ。私学へ通うことは、この天地の神々と交わるというコミュニケーションシステムの高みに登るということである。
☆そしてその人格は、「心が高明で執着がなく、快活」。ノブレス・オブリージュということだろう。
☆それにしても熊沢蕃山とは・・・。陽明学、水戸学のルーツである。どうも私学人と陽明学はシンパシーがあるようだ。
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