一日一言 新渡戸稲造【022】
一日一言 新渡戸稲造【021】のつづき。
☆12月23日 論理以上の真理
人の魂は、尽きるのか尽きないのかをいくら議論しても、論じつくせるものではない。・・・・・・人は死ねば土のかたまりにすぎないのかと自分の心に問えば、論理以外の答えがかえってくるであろう。
☆論理的思考力の限界が語られている。その限界は定義や論理的仮説から出発しているのに、いつの間にか、その定義や仮説が完全な領域だと思い込んでしまっているところにある。
☆結局、そこは主観なのだ。論理は徹底的に主観を排除しているという思い込みがどうしても排除できない。
☆その主観の議論が真理を見る視野や奥行きを広げる。という意味で論理以上の真理というのであろう。
☆いずれにしても主観こそ新たな問題発見の宝庫である。
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