一日一言 新渡戸稲造【030】
一日一言 新渡戸稲造【029】のつづき。
☆12月31日 悔いることは改めることのはじめ
いよいよ今年も終わろうとしているが、過ぎ去ったこの一年に何をすることができたかと静かに振り返ってみると、昨年と同じく、やはり後悔すべきことが多いのではないか。しかし、悔いることは改めることのはじめなので、来年暮れには、まさか同じ後悔をすることはないであろう。だから、新しい年を迎えるにあたっては、新たな勇気と決心を持たければならない。
☆国際連盟の事務次長を務めた新渡戸稲造の後悔であればこそ、捲土重来で勇気と決心をもてるもの。一般人の後悔と比較すると・・・。
☆と一瞬思いがちだが、私たち1人ひとりの生きざまは、まちがいなく世界に通じている。
☆今までは国家の制度の外に出る必要はなかった。しかし、その制度ではグローバリゼーションはサバイブできない時代がやってきている。
☆政治主導という言葉は、実は市民主導という言葉を背景に持っていないと、結局は国家主導で、官主導と変わりはないのだ。
☆政権交代が政権後退になるかどうかはわからないが、市民主導の大きな動きは地下水脈にこんこんと流れているのだろう。
☆子どもを育てることは、そのまま世界の倫理に通じている。親も教師も、新渡戸稲造と共有できる地平に日常の中で立っているということなのである。
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