2010年中学入試動向~11月合判から[05]
☆今回は、森上教育研究所の「中学受験と私学中等教育12月号」に掲載されている四谷大塚第3回合判の志望者数データから、2月1日受験校のうち、志望者数100人以上の女子選択校をみてみよう。昨年サンデーショックで、今年大幅に入試日変更があったため、前年対比があまり意味をなさないからである。
女子学院 602
桜蔭 485
立教女学院 331
雙葉 322
吉祥女子 290
共立女子A 289
香蘭女学校 282
フェリス女学院 279
大妻 227
東京農大第一★ 220
早稲田実業 214
渋谷教育渋谷 213
鴎友学園女子 212
横浜女学院A1★ 205
学習院女子A 200
横浜共立A 197
大妻中野2★ 196
八雲学園★ 192
頌栄女子学院 191
十文字2★ 186
横浜雙葉 185
洗足学園 176
日本女子大附 171
広尾特選選抜★ 167
桜美林★ 166
東洋英和A 157
品川女子学院 149
国学院久我山ST★ 145
東京純心★ 142
中央大附属 131
横浜富士見丘1B★ 125
江戸川女子AO★ 123
普連土 122
明大中野八王子 122
実践女子学園 122
富士見 121
跡見学園 120
日本大学 112
和洋九段女子2★ 107
江戸川女子 106
成蹊 105
三輪田 105
法政大学 103*数字は志望者数。★印は午後入試を示す。
☆このリストのうちの68.2%がクオリティスクール(エクセレントスクールも含める広義の意味)である。クオリティスクールはまだまだたくさんあるが、やはり進学指導にも力を入れていることうをアピールしなければ選択されにくい現実的な理由もあるだろう。
☆受験市場と私学市場のジレンマを乗り越えるには、私立中高一貫校はその二兎を追わねばならない宿命を背負う。
☆この宿命を受け入れ切磋琢磨していくことは、両市場のカップリングが成功する市場となる。それはそれでよいのだ。
☆ただ、外部の市場からこのカップリングを崩す働きが強くなった場合どうなるかである。どちらの市場に軸を置いておくかを見極めておくことも必要か。
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