立教女学院からの贈り物 世界の子どもたちに
☆クリスマス季節が訪れているが、立教女学院のキャンパスは、主と共に平和の実りを祈るシンボライズで満ちている。11月の終わりくらいからうっすらと霜が一面降りているのだろうか。ともあれ、中庭のモミの木に光が灯され、立教女学院の精神が色鮮やかに輝くアドヴェント(降臨節)の季節が到来している時だろう。
☆学院中で、イエス・キリストの誕生を待ち望み、クリスマスの歌の練習の響きがキャンパスに広がってもいるだろう。
☆立教女学院は米国聖公会の流れをくむプロテスタントの精神に基づいて教育を行っている。ちょうどオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞している時でもある。イエス・キリストの誕生を待ち望むことは、世界の子どもたちに平和が訪れれように祈ることでもある。
☆だから、アドヴェントからクリスマスまで、学院のオルガンの響きに合わせて生徒たちが歌う聖歌は、今もこうしている間に飢餓と死に直面しているかの地の子どもたちの平安を主に祈る響きでいっぱいになっている。
☆その響きは、CDでもまとめられている。聖マーガレット礼拝堂のパイプオルガンのやわらかい響きに合わせて立教女学院高等学校の聖歌隊が歌っているものを収録している。
へいわのはなさく くにをたてたまえ
主よ 主よ みたみを すくわせたまえや
☆この聖歌第6番の響きが、世界の子どもたちに届くためにはどうしたらよいのだろうか。立教女学院の生徒たちは、歌い祈り、そして平和のための学びを追究している。オバマ大統領は平和のために戦争をするというが、そうではない平和構築を立教女学院は模索している。
☆中学受験も近いが、その道のりが、立教女学院の精神を実現する生き方を身につけるためのものにつながることを心から祈っている。
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