クオリティスクールの新コンセプト[006]
クオリティスクールの新コンセプト[005] のつづき。
☆昨日9日、フェリス女学院の応募が開始。初回は477人。サンデー・ショックの昨年との比較はあまり意味はないので、2008年当時の最終応募者を見てみると456人だった。すでに初回で超えている。
☆中学受験者の数が全体的には5%は減るのではないかというい時に、まったく影響を受けていない。もともと受験市場とは距離を置いた孤高なる存在。
☆私学市場の中で確固たるポジショニングを持続可能にしていれば、デフレの影響は最後の最後にやってくるのだろう。そのうちに景気が回復すれば、結局はなんの影響も被らない。
☆受験市場が、フェリス女学院にいろいろ叫んでも、for othersでないものの見方に対してはノーで対応してきた。この構えはやはり参考にはなるのではないか。
☆クリエイティブなコミュニケーションが充満している学校であることは言うまでもない。ただし、東大の数をもう少し出したらよいということよりも、社会のパラダイム・シフトにかかわるリーダーを育成するプログラムがあってもよいかとは思う。
☆すでにある体制やルールの中で高いポジショニングや活躍をするOGがたくさんいることは了解しているが、フィロソフィカルなリーダーがもっと輩出されてもよいような気がするが・・・。もちろんこれは大きなお世話に違いないだろうが。
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