クオリティスクールの新コンセプト[031] 駒東と桐朋
クオリティスクールの新コンセプト[030] 栄光と武相のつづき。
☆本日、駒場東邦は応募の締め切り日。桐朋はすでに応募は終了している。25日現在で両校の倍率の推移をグラフにしてみた。両校とも倍率は減少している。
☆この倍率の減少ちょっと気になる。というのも倍率はあまり問題でないともいえるのであるが、3倍は欲しいところである。
☆このレベルの学校で、この倍率推移は、きっちり偏差値で選んでいる受験生の集合に絞られている可能性があるからだ。
☆中学受験でクオリティスクールの場合は、チャレンジする層が必要なのである。チャレンジャーというかイノベーターは、ぎりぎり入ったとしても、6年間で才能を開花する可能性があるからである。
☆よくぎりぎりで入ったら劣等感におちいり、6年間が苦しい、だから偏差値に余裕をもたせて学校を選んだほうがよいみたいな俗説があるが、ちょっと考えればわかるように、中学受験時の偏差値がそのまま生涯を決めるはずがないのである。
☆人間は日々変わる。脳は若いうちしか活性化しないみたいな「脳神話」にはOECDも注意をうながしているぐらいだ。ともあれ、日々の取り組みによって、変わるのだ。
☆もしチャレンジするかどうか迷っている場合、クオリティスクールはたくさんあるのだから、もう一度検討してみるのもよいのではないか。今日まだチャンスがある。
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