クオリティスクールの新コンセプト[038]立教女学院と女子聖学院
クオリティスクールの新コンセプト[037]横浜女学院に/の風のつづき。
☆本ブログで以前「立教女学院からの贈り物 世界の子どもたちに」という記事を書いた。そこで、立教女学院の生徒が、世界の平和を祈る聖歌を祈るように歌っているCDがあることを紹介した。
☆この間、CDを整理していた時に、偉大なるオルガニストであるサット・マリーさんのCDを見つけた。女子聖学院のチャペルでオルガン演奏をしたときの録音。もともと女子聖学院のチャペルのパイプオルガンの設計はサット・マリーさんによる。
☆その中に“Veni, veni, Emmanuel”(来たりませ、主よ)というゾルタン・コダーイの作品の演奏があったが、この作品は先に紹介した立教女学院のCDにもはいっている。
☆プロテスタントの学校だったら、クリスマスを迎えるにあたり、演奏する共通の曲なのだろうが、この同時テロから同時不況へつながっている世の痛みの中で、平和を祈り続ける教育があるのだと、改めて感じ入った。
☆マスコミや世間は、中学受験の真実や本質を見ないが、中学受験という選択は、子ども1人ひとりの進路先だけではなく、未来の社会の扉を拓く挑戦でもある。私立学校とはそういう拠点であることを忘れてはならない。
※YouTubeで、エンヤさんが歌っている同じコダーイの作品が聞ける。
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