一日一言 新渡戸稲造【044】
一日一言 新渡戸稲造【043】のつづき。
☆1月14日 隠れたる力
すべて世の中のことは、表に現れないところに、その力の原点があるものだ。・・・・・・春に目立つ桜は一時だけだが、地下の根は冬が来ても枯れはしない。
年毎に春を知りてや梅桜
木を割りて見よ花のありかを
☆外観より本質が大事だという見方もできるが、どちらかというとルビのつぼではないか。
☆つまり、つぼとみればつぼだし、人の顔だとみれば人の顔だし・・・。どちらが外観で、どちらが本質かということよりも、関係総体をとらえる目があることに気づくところにポイントがあるような気がする。
☆クウェーカー派の新渡戸稲造としては、キリストとの関係と共同体との関係すべての関係を鳥瞰・犬瞰・虫瞰・内瞰するということだろう。
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