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一日一言 新渡戸稲造【055】

一日一言 新渡戸稲造【054】のつづき。

☆1月25日 雲は一時

延喜元年(西暦901年)の今日は、菅原道真がおとしいれられた日である。昨日まで飛ぶ鳥をも落とさんという勢いであった道真公も、一瞬にして日陰の人になった。けれども雲は永久に月を隠すものではない。それは、月が俗世間に固執しないためである。・・・・・・

☆真理や正義、愛は永遠なのだということだろうか。

☆普遍的なものがあるのならば、普遍的なものはたしかに継続する。しかし、普遍的なものとは安定しているわけではない。つねにイノベーションを求める、チャレンジする、保守化しない、気力を充実させる、オープンに社会に貢献する、偏らずに全体を包括する・・・。

☆いわゆる破壊的創造行為が普遍的だとすると、人生そのものは道真公同様、快進撃とリスクはコインの表と裏。波乱万丈だろう。

☆普遍を求めれば波乱万丈の人生。俗世間に拘泥すれば安定生活が得られる。人生はかくもパラドクス。

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