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クオリティスクールの新コンセプト[061] 来春に向け動き出した女子校

クオリティスクールの新コンセプト[060] 中村 不死鳥は飛び続けるのつづき。

☆中村中は例年、2月中に入試報告会の意味で学校説明会を開始していたが、今年は、さらに白梅学園清修、文華学園女子が加わった。

白梅学園清修中村は2月20日に、文華学園女子は2月27日に実施する。この時期、受験生も保護者も、まだ偏差値で一喜一憂せずに、まっすぐ良質教育とは何かについて考える余裕がある。自分の子どもの未来にとって適切な教育環境を探すヒントになると思う。

☆また、合同説明会的な新たなイベントも行われる。「首都圏女子実力校フォーラム」と題して、大学教授による基調講演や鴎友学園女子、東洋英和、昭和女子大附属、女子聖学院の先生方のスピーチなどが予定されている。

☆個々の学校の説明会は、one to oneマーケティングの手法だろうし、合同説明会の方は、プラットホーム型のマーケティングなのだろうか。中村の梅沢教頭は、多くの学校が両方を実施する中で、昨年からone to oneに絞り切って成功している。

☆とはいっても、サイトの充実によるone to oneだから、サイバースペースでプラットフォーム型を補完し、リアルスペースではファン層と信頼を深めていくという方法なのかもしれない。

☆いずれにしても本物教育、良質教育を受験生・保護者と共有することが最も大事なことだろう。AIDMAが有効か、AISASが有効か、私学市場の動向は興味深い。

☆受験生・保護者にとっては、この時期から学校選択のための動きをすると、バックキャスティングな情報戦略を組み立てるシミュレーション体験ができる。

☆私学市場が元気になることは、この世界同時経済不安の時代には新たな解決のヒントを提供することになるだろう。この時期いち早くチャレンジする学校には頭がさがる。

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